住宅ローン控除

去年の税源移譲で国(所得税)から地方(住民税)へと税源が移譲されました。多くの方の所得税が減額となったと思いますが、そのために住宅ローン控除を受け損ねる可能性があるのだそうです。コワイですね。
総務省のサイト→ 総務省|税源移譲|所得税から住宅ローン控除額を引ききれなかった方
つまり、「所得税の減額でローン控除しきれないケースが多く出る」→「控除しきれなかった分は住民税から控除できる」という流れになるそうなのですが、控除を受けるには
・年末調整で住宅ローン控除の適用を受けているサラリーマンの方は、市区町村への毎年の申告が必要
・確定申告を行うサラリーマンや自営業者等の方は、所轄の税務署への毎年の申告が必要

なのだそう。
つまりお上は「毎年毎年自ら資料揃えて申告しやがれ。動く気ないなら控除額は減らしたまんまだよん」と言いたいのですね。だいたい、そんな仕組みになっていたことさえ知らない人もたくさんいるでしょう。なぜ簡単な案内くらい送ってくれないのだろう…。
平成20年度分の申告期限は平成20年3月17日(月)だそうです。該当する方、お忘れなきよう。